【応援ナースのお仕事レポート】応援ナースってどんなことするの?入職までの準備とは 準備編

看護師はとにかく多忙です。殺伐とした中で働いていると、ふと、

ずっとこんな働き方で続けていけるのかな?

今の職場って自分に合ってるのかな・・?

等と考えることがありませんか?

看護師は他職種と比べて転職し易いため、他の職場で働いてみるのも1つの選択肢です。

その選択肢中に、応援ナースという働き方があります

この記事でわかること

  • 応援ナースに参加するまでの流れ
  • 応援ナースの参加条件
  • 応援ナースをするための準備
まりん

やってみてどうでしたか?

かんの

面白い体験だったし、やってみてよかったと思うよ。

まず、応援ナースに参加するまでのステップからご紹介します。

目次

応援ナースに参加するまでのステップ

応援ナースへの参加は、基本的に正社員を受けるのと同じ流れです。

STEP
応援ナースを扱っている転職エージェントに登録
STEP
応援ナースをする就業先を決める
STEP
履歴書を準備し、面接を受ける
STEP
合格後、必要書類や引っ越し準備をする

応援ナースという言葉は知っていましたが、自分が参加することになるとは思っていませんでした。

正社員退職後、暫くゆっくりしたかったので仕事を決めずに退職し3か月くらいたった頃そろそろまずいなぁと思い、とりあえず転職エージェントに登録してみたのです。

しかし、どこがいいかもよくわからず、求人数が豊富と書かれていたところにしました。

登録すると、さっそく担当者から電話かかってきました。

働き方の希望を聞かれましたが、自分がはっきりどうしたいか決めていなかったため状況を話すと、

正社員が決まるまで、期間限定で働くのはいかがですか?

と提案がありました。

いわゆる、応援ナースという働き方です。

面白そうだけど、遠い島にあるイメージで、遠くに行く勇気ないなぁと思っていると、

お住まいから割と近いところにもありますよ

と教えてくれました。意外にも地元から車で2時間ちょっとくらいのところにあるとのことでした。

応援ナースとは何か

応援ナースとは

一時的、緊急的に看護労働力を求める病院・施設に対し、登録者が全国から駆けつけ期限付きで緊急サポートするシステム。

引用:ナースパワー

 

応援ナースの種類

都市から地方(北海道~沖縄、島)まで幅広く、募集があります

どちらかというと都市の募集は少なめのようです。

都市には比較的看護師がいますし、雇用条件が良いため募集が出てもすぐに埋まってしまうからでしょう。

かんの

都市の応援ナースに応募したことがありますが、すぐに埋まって応募できなかったり、応募者多数で落ちたこともあります💦

雇用形態

非正規雇用となります。

派遣会社からの紹介を通してからのお仕事開始ですが、派遣会社雇用ではなく、基本的には病院や施設との直接雇用となります。

雇用期間

3ヶ月~

3ヵ月からありますが、6ヶ月の求人が多いようです。

給与・諸手当

基本給:30~45万(夜勤手当、交通費別途支給)

※場合によっては、赴任費用を出してくれる病院もあります

福利厚生

  • 社会保険あり(健康保険、雇用保険、厚生年金保険)
  • 寮完備

案件によって異なる場合あり。要確認。

応募条件

  • おおむね臨床経験3年必要
  • 看護師・准看資格者

任期満了まで働くことは大前提です。

応援ナースのメリット・デメリット

メリットデメリット
◎高給与
◎責任の重い仕事は基本任せられない
◎苦手な人がいても期間限定
◎定時で帰宅できることが多い
×非正規雇用でキャリアが積めない
×技術が学べない
×更新できない場合がある
×受け入れ病院が限られている

一見、メリットが多いような気もしますが、もちろんデメリットもあります。

私が応募した応援ナースの求人

病院:慢性期病院

給与:基本給40万(夜勤、残業代別途支給)

諸手当:交通費別途支給、寮費3万円(電化製品、家具付き)

福利厚生:社会保険、雇用保険、厚生年金

雇用期間:3ヶ月~

応募資格:おおむね3年以上の臨床経験が必要

応援ナースは月給が高いのが特徴です。

以下の記事で実際の給与を公開しています↓↓

派遣の場合、時給は約1,500円ほど。20日働いたとすると、1,500円×8H=1,2000円×20日で約24万円。

応援ナースの月給は倍近くということになります。

短期間ですが、ボーナスが加算されたような働き方ができるというわけです。

また、寮や場合によっては赴任手当もあるので、すぐに働くことができるのが特徴です。

私はアパートもまだ決めていない状況だったので、寮付きは嬉しい条件だと思いました。

しかし、周りに応援ナースをしている人がおらず、なにかと不安に感じたので、過去に入職した方の感想や状況など疑問点は聞き、納得してから決めました。

転職エージェントは電話がしつこそうだし、ブラックなところを押し付けてくるというイメージがありましたが、そんなことはなく相談してよかったと感じています。

応援ナースをしてみたい、正社員も併せて探したいと方はここから探すことができます。

応援ナースをするまで必要な準備

そうと決まったら、準備です。

応援ナースと言っても何かと準備しなければならないことが色々とあります。

面接

まず、履歴書を提出。

面接は病棟の師長との電話面談でした。所要時間は、電話で大体10分弱くらい。

聞かれたのは、

・志望動機は?
・これまで経験した科は?
・いつから入れそう?

など、よく聞かれる面接の内容でした。

人手不足の病院だったためか、落ちることは少ないのかな?といった印象でした。

用意する資料

  • マイナンバー
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証(公務員だった人はもらえない)
  • 住民票
  • 給与振り込み用通帳
  • 看護師資格証のコピー

大体こんな感じです。

あと、入職前に健康診断を受けなければなりません。

自費で10,500円。地味に痛いです・・。

この健康診断、転職する度に自費で払わねばなりません。

引っ越し

寮は本来なら4万円ですが、月3万円でした。1万円は病院が負担してくれていました。

私は月の途中から入りましたが、日割りにしてくれていたのもありがたかったです。

あと、意外と忘れがちで大事な準備は、

  • 電気
  • ガス
  • 水道の開栓

特にガスの開栓は来て部屋に来てもらう必要があるので、早めに日時を決めておくとよいです。

ガスを開栓していないとお風呂入れなくなるので大変です。

この辺りは、病院の総務の方がどこに電話をすればいいか教えてくれました。

そして、荷物です。

(3ヶ月だから、そんな荷物いらないよね)と思っていましたが、この通りでした。

これに布団一式が加わりました。

担当さんに、

お布団を持ち込んで頂ければ大丈夫です♪

と言われたものの、荷物はそれなりになりに。

最小限に収めましたが、段ボール5個分くらい布団一式になりました。

私は普段から荷物少ないので、そうではない方はけっこうな荷物になると思います。

また、現地に着いて、

「あれもない、これもない」

ってなって、結局荷物が増えていくものです。

洗濯物干しとかゴミ箱とか。なんだかんだ意外と出費がありました。引っ越し代は、母が車を出してくれたおかげでガソリン代と高速代くらいで済みました。

中には、引っ越し代を出してくれる病院もあります

また、引っ越しについてですが、寮につくまで大変でした・・!

なんと普通車が通れない道を通らねばなりませんでした。壁には誰かが擦った跡があります。

ナビを見ると迂回路があったのですが、かなり遠回りせねばならない状況でした。

土地勘がなく、迷ったら日が暮れそうだったのでこのまま行くことにしました。

比較的コンパクトな普通車だったので、なんとか細い道を通り、やっと寮にたどり着きました。

辿りつくまでに、ドッと疲れました。

寮に行くまでの情報は、事前に病院からペーパーで頂いていていたので知ってはいたですが、交通事情については確認していませんでした。

特に僻地に行くときは、寮までの行き方を予め聞いておくとよいでしょう。

まとめ

応援ナースは契約期間があるので気持ち的に楽に始められます。

準備はそれなりに必要ですが、正社員に比べたら手続きもラクチンですし、住むところも用意されているので至れり尽くせりです。

こういった働き方も楽しいですよ

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