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新卒時も既卒になっても、就職活動する時は、どこの病院に行こうか迷ってしまいますよね。
自分はこの病院の○○科で、○〇を極めたい!と決まっている人はいいですが、そうではない場合、膨大な病院の中から選択せねばなりません。
「自分はどこの病院が合っているかわからない・・」
本記事では、各病院の特徴とメリット・デメリットを解説します。
それぞれの特徴を知り、自分に合った病院を選んでいきましょう。
大きい病院の方が安定かなぁ。
新卒時はある程度大きい方がいいかもね。
大学病院
特徴
先進的な医療を実践しているため、専門的なスキルを身につけられます。
また、研究機関としての機能もあるため看護研究も活発に行われています。
多忙を極めるためか、平均年齢は比較的若め。師長が30歳というところも珍しくありません。
付属大学からそのまま就職する人が多くみられます。
大学病院で働くメリット
最先端の医療が学べる
大学病院で働く看護師は基礎的な看護技術を高めつつ、最先端の医療にも携わることができます。
そのため、最先端の医療に対応できるよう研修や勉強会が多くあります。
専門的な看護ができる
大学病院で働く看護師は専門性の高い仕事内容を経験して、特定分野のスペシャリストを目指すことが可能です。
一部の大学病院には資格取得支援制度も整備されているため、専門看護師や認定看護師を目指すことができます。
給与が高い
大学病院の看護師は、看護師全体の平均よりも年収が高めです。
高度な医療を提供している分、手当も厚め。
昇給もしっかりあるため年収アップも期待できます。
大学病院で働くときのデメリット
デメリットになるかならないかは人にとって異なりますが、一般的に避けたいと感じる方が多いことをデメリットとして挙げています。
忙しい
最先端の医療や専門的な看護を行っているということは、それ相応の対応力が求められます。
勤務時間内や時間外での自主的な勉強会への出席も求められることも多く、病院によっては、休日も出勤するよう求められることもあります。
また、緊急入院や急変する患者さんも多く、残業も多めです。
実習生が多い
付属大学の看護実習生やその他の看護学校から実習生を受け入れが多い傾向にあります。
普段の業務をこなしながら、学生カンファレンスに参加したり、学生がケアに関われるように調整が必要です。
ライフスタイルに合わせて働きにくい
大病院では福利厚生が充実している場合が多いです。
しかし、常日頃から研修や看護研究、勉強会など、勤務以外でも病院に拘束時間が長くあります。
また、自宅でも勉強やレポートなどに追われるため結婚や出産後は働き続ける事が難しいという側面があります。
こんな人におススメ!
- 急性期で経験を積みたい
- 看護研究に興味がある
- 認定看護師や専門看護師を取りたい
大学病院で仕事を探す
大学病院の看護師の採用情報は各病院のホームページに掲載しています。
採用日は、新卒・既卒共に基本は4月です。
予定外の退職者がいる場合、不定期で病院ホームページに掲載されるか、転職エージェントの非公開求人で募集されます。
自分で毎回ホームページをチェックする手間を省くには、転職エージェントに登録し、情報をゲットしてみましょう。
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公立病院
公立病院は、都道府県や市町村などの自治体が運営しています。
一般診療に加え、救急・災害医療、高度・先進医療などの民間医療機関では限界のある医療の提供を行っています。
看護師が公務員として働くことができる職場は、「国家公務員」「地方公務員」「準公務員(みなし公務員)」の3種類。
公務員は、一般的に安定していると言われ、比較的長く務める人も多く、平均年齢は比較的高めです。
公務員看護師で働くメリット
ライフスタイルバランスが整いやすい
病院にもよりますが、休日出勤は基本的にない場合が多いです。
また、夜勤明けは基本的に休みのことが多いです。
勉強会は業務内に行われることが多く、時間外の勉強会は自己判断が求められます。
福利厚生が充実している
家賃補助や産休・育休の補助も手厚く、自己啓発として習い事が低コストな場合が多いです。
給料が高い
基本的に給料や雇用条件の基準は公務員と同等。昇給もあり、安定して働くことができます。
民間病院と違い、経営状態に左右されることも少ないです。
夜勤手当は驚くほど安いですが、手当が充実しているため総合的に高給与です。
公務員看護師で働くデメリット
副業ができない
身分が公務員のため副業は固く禁じられています。これは、準公務員(みなし公務員)も含まれます。
副業していることが判明した場合、厳しい罰則が課せられます。
違反した場合、事故者として公表されるため罰則に加え、肩身の狭い思いをします・・。
雇用保険の加入・失業保険の利用ができない
公務員は一般企業のように倒産することが基本的にないため失業のリスクがありません。
失業保険に加入していないため、自己都合で公務員を辞めることになっても失業保険を受給することができません。
しかし、退職金は高めに設定されている場合が多いです。
年功序列制度が定着している
公務員はまだまだ年功序列主義です。
仕事ができない(しない)人でも順当に昇給していきます。
給料の安定性に加え、福利厚生も整っているため大学病院や民間病院と比較して退職者が少ない傾向にあります。
一生懸命働いている自分より、働かない先輩の方が給与が高いと納得できなく感じる場合もあるかもしれません。
こんな人におすすめ!
- 安定的に働きたい
- 社会的信用を得たい
- ライフスタイルバランスを整えて働きたい
公立病院で仕事を探す
公立病院の看護師の採用情報は各病院のホームページに掲載しています。
採用日は、新卒・既卒共に基本は4月です。
予定外の退職者がいる場合、不定期で病院ホームページに掲載されるか、転職エージェントのクローズド情報で募集されます。
自分で毎回ホームページをチェックする手間を省くには、転職エージェントに登録し、情報をゲットしてみましょう。
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民間病院
特徴
現在国内にある医療施設の約70%が民間病院と言われており、日本の医療の大半が民間病院です。
都市部に多く点在しており、医療法人と言われるものは民間病院です。
小規模の病院も多く、病院独自のルールがあるなどの特徴があります。
民間看護師として働くメリット
看護技術が習得し易い
特に大学病院場合、医師が注射や点滴を行うことがあり、看護技術の取得が難しい場合もあります。
その点、民間病院では基本的に看護師が行うため看護技術は身に付きやすいです。
私が以前勤めてた公立病院では、ワーゲンチューブや男性の尿道カテーテルの挿入は医師が行っていました。
融通が効きやすい
大学病院や公立病院は規模が大きく、組織化されています。
そのため、例えばルール変更の希望を伝えても、承認されるまでに時間を要する傾向があります。
その点、民間病院は比較的に柔軟に対応することができます。
副業ができる
公立病院の場合は、副業が禁止されています。大学病院はその多忙さから副業は体力的に不可能なことが多いでしょう。
しかし、民間病院の場合、病院が禁止していない場合は、副業が可能です。
ダブルワークでお金を貯めたい人には適してるでしょう。
民間看護師として働くデメリット
病院独自のルールがある
組織が小規模のため、比較的、臨機応変にルールが変更し易い一方で、大学病院や公立病院では考えられない独自のルールが決められていることもあります。
人材が安定しにくい
民間病院の中には、給与が安い(昇給なし)、サービス残業が定着しているなどの理由により、人材が定着しにくいこともあります。そのため、勤務がハードになりがちなところもあるようです。
また、大学病院や公立病院では退職時期が6、10、3月などある程度目途がきまっていますが、民間病院はそうではないため、人員の入れ替わりが激しいと言えます。
給与が不安定
給料は、経営状態に左右されるため、大学病院や公立病院と比較して、やや不安定と言えます。
病院によっては、昇給がないというとこもあります。
また、コスト意識も高いため、ディスポが少なく、消毒して再利用することも多いことから、消毒作業も業務に入ることもあります。
民間病院の仕事を探す
民間病院の看護師の採用情報は各病院のホームページに掲載しています。
採用日は、空きがでれば、都度募集しています。
多くの病院から条件の良い病院を探すには、転職エージェントが便利です。
病院のホームページでは分からないことの多い、離職率や人間関係などの内部情報を得て、働きやすい就職先を見つけましょう。
こんな人におススメ!
- 看護技術を身に付けたい
- 意見が反映されやすいところで働きたい
- 副業したい
\業界最大級の『非公開求人』保有!/
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まとめ
病院にもそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットがあります。
自分の考え方やライフスタイルに合った、病院選びをして、充実した看護師生活を手に入れましょう・・!
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