健康保険のことはよくわらないと感じることはありませんか?
看護師職が職場を退職した場合、健康保険や年金など、切り替えの手続きが必要になってきます。
そんな時、知識がないと知っておかないと大損してしまうことも・・。
今回は、健康保険について私の失敗談も交えてお伝えします!
保険で損するとかしないとかあるの?
次の就業先までの期間などで保険料が変わってくる場合があるよ!
この記事の結論
注意点➀ 職場を退職する際には、雇用主から必要書類を早めに受け取ろう。
注意点➁ 任意健康保険か国民健康保険に加入するか迷った時には、関係箇所に問い合わせて概算金額を確認を。
注意点➂ 病院を受診をしたい場合は、手元に保険証があるときに受診しておこう。
注意点➀ 雇用期間終了前に雇用主から必要書類を受け取ろう
正社員の場合、病院側(施設)から今後の健康保険の手続きの希望について確認されることが多いです。
任意健康保険に加入する場合は手続き書類を渡され、指定期間までに入金をするように求められます。
派遣看護師の場合、派遣会社から今後の健康保険手続きの希望について確認されないことが多いです。(※派遣会社による)
雇用期間終了後からは無保険になってしまうため、新たに健康保険に加入しなければなりません。
そのため、
・派遣会社の任意継続保険(けんぽなど)
・国民健康保険
などに加入することできます。
へーなら大丈夫ですね
それがね、先に手続きを踏んでおかないと後々困るよ。
雇用期間終了日から3日以内に派遣会社の健康保険を返却するように求められます。※派遣会社による
そうなると、職場を辞めた途端に無保険になってしまいます。
急いで、任意継続保険や国民健康保険に加入しようにも、その手続きのために退職日がわかる書類を求められます。
退職日がわかる書類とは、健康保険資格喪失連絡票のことです。
念のため、
・任意継続保険の場合、退職日が分かる書類がなくても時間がかかる
が手続きは可能ではありますが、
・国民健康保険の場合、健康保険資格喪失連絡票の提出
が必ず必要です。
※お住まいの地域や加入する任意継続保険の事務所によって異なるため、一旦問い合わせることをおすすめします。
こういう理由から、退職日が分かる書類を派遣会社に早めに依頼することが必要になってきます。
退職後、病院を受診したくても保険証がなくなってしまったら困ってしまいますよね。
そのため、派遣会社に早めにこの健康保険資格喪失連絡票を発送するように依頼しましょう!
必要な方は合わせて離職票も依頼しましょう。(離職票にも退職日記載あります。)
注意点➁ 任意継続保険と国民健康保険はお得な方を比較検討しよう。
なんとなく任意継続保険がお得な気がしている方もいると思いますが、そうではないこともあります。
調べずに安易に任意継続保険に加入してしまうと損してしまう場合もあります。
そのため、それぞれの概算の金額を問い合わせてみましょう!
ちなみに国民健康保険の場合、月末に国民健康保険に加入していなかった場合、保険料がかかりません。
任意継続保険の場合、加入した時点で負担金がかかってしまうとの回答でした。(※加入する健康保険にもよる)
もし、次の就業先までが短期間で月末にかからなければ、国民健康保険の方がお得でしょう。
状況に合わせて選択した方がよいので、まずは、最寄りの管轄の役所に問い合わることをおすすめします。
私の健康保険に関する失敗談
以前、私が正社員として勤務していた職場を退社した時、この健康保険資格喪失連絡票がなかなか送られてこず、催促してやっと届くということがありました・・。
小さな事業所だったので、このような手続き関係が煩雑だったのかもしれません・・。
やっと健康保険資格喪失連絡票が届いて、国民健康保険に加入手続きに行けたと思った数日後には、もう次の就業先で仕事の開始日になっていました。
ですが、手続き上、国民健康保険の加入期間は、前職場からの退職日から次の就業先開始時期までとなります。
その期間は、およそ1ヶ月半だったのですが、後日請求されたのは、
なんと11万円・・!!
保険証使ってないのに~!
と泣きたくなりました。
でも、この金額、さすがに間違いではないか?と問い合わせてみましたが、
いえ、合っていますよ。
との回答が返ってきました。
その理由として、前年度の年収から金額が決定するからのようです。
確かに前年度は、正社員として働いていており年収が高かったです。
この場合、もしかすると任意継続保険の方が安かった可能性もあります。
そのため、早めに健康保険資格喪失連絡票を依頼をし、健康保険はどこがお得か比較検討をしておくことが必要です。
注意点➂ 保険証が手元にないと受診できない場合もあるため、早めの受診を!!
健康保険が手元にない。受診どうしよう・
国民健康保険の場合、健康保険資格喪失連絡票を役所に持参すれば、健康保険証が届くまで仮の保険証が即日発行されます。(A4用紙が1枚渡されます。)
私がいる自治体は、
『加入手続きをした2営業後に普通郵便または簡易書留にて、住民票の住所の住所地へ発送します』
となっています。
2022年頃から原則翌日配達のサービスはなくなり、土曜日の配達休止により郵便物の到着が遅くなっています。
そのため、健康保険証は手続きをして手元に届くまで1~2週間程度はみておいた方がよいでしょう。
仮の保険証でも大方の病院は受診することができますが、病院によっては仮の保険証では受診拒否されたケースもあるようです。
そのため、病院にかかる際には仮の保険証で受診できるか一旦問い合わせてみましょう。
また、仮の保険証で受診できても、後日、原本持参を求められたりすることもあります。
まとめ
病院を退職する場合、健康保険に限らず、手続きに必要な書類があるため早めに確認・依頼し、受け取っておきましょう。
健康保険の場合、次の就職までの期間により選択する健康保険によっては高額になってしまうこともあります。
任意健康保険、国民健康保険、どちらに加入する方がお得なのか、一旦、各関係個所に問い合わせてみることをおススメします!
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