病院によっては、看護技術のマニュアルがあまり整っていないところもあります。
新人さんは、マニュアルがあっても、
・肝心な知りたいことが書いてない
・図解がないから流れがわからない
などの壁にぶつかることがあります。
また、プリセプターになったらなったで、新人さんに基本を教えないといけないけど、
・根拠を上手く説明できない
・基本動作をもう一回確認しておきたい
の悩みが出てくることも。
今回、私が困ったときに助けられたおススメの書籍をご紹介します!
➀『病気がみえるシリーズ』
『病気がみえる』
おススメの理由
これは、有名な本なので知らない人はいないと言っても過言ではないほど。
看護学校でも教本として活用されるとことも多いのでは?
循環器を例に出していますが、疾患ごとに本が出版されています。
本当に病気がよく見えます。
配属の科がわかったら、すぐに買いに行きたい神本です。
配属の科が変わる毎に買い足しています!
➁『看護技術がみえるシリーズ』
➁ー1 看護技術がみえるシリーズ「基礎看護技術」
おススメの理由
お堅い内容の本だと図解がなく、想像がしにくかったりします。
しかし、この書籍はそんな悩みを解決してくれます。
私が新人看護師の時にも、友人の何人かが持っていました。
中身をみせてもらったら、
ここが知りたかったの~!
と目からうろこで、思わずシリーズを揃えてしまいました。
シーツ交換や清拭など日常生活援助に関わる看護技術の手順や周辺知識が書かれています。
➁ー2 看護技術がみえるシリーズ「看護技術がみえる臨床看護技術」
おススメの理由
先程の、看護技術がみえるシリーズ「基礎看護技術」の姉妹本です。
一年目が悩む、注射や点滴の知識が満載。
注射や採血など侵襲的な技術の手順や周辺知識注射や採血など侵襲的な技術の手順や周辺知識が書かれています。
➂『先輩ナースが書いた看護のトリセツ』
おススメの理由
経験豊かな先輩たちで作り上げられた本です。
一般の成人病棟で働く看護師に必要な知識や技術がギュッと1冊にまとまっています。
基礎から応用まで急性期から慢性期までを網羅されているので、幅広く学べます。
看護師になって3年目くらいの時に買いました。
古い知識・思い込みをアップデートできます。
部署を異動、復職した人にもおススメ。
➃『ビジュアル臨床看護技術』
おススメの理由
この1冊で、臨床現場で必要な看護技術のすべてがわかります。
51項目の看護技術について、何を準備して、どのように行うか、どこに注意するかを、手順にしたがって写真で解説されています。
医療用品は、ディティールが細かくてわかりにくかったりします。
写真を見ることで、看護技術と手順がつながります。
病院のマニュアルに使われているところもあります。
➄『お役立ち看護カード』・『お役立ち続・看護カード』
➄ー1 『お役立ち看護カード』
おススメの理由
看護全般の情報がコンパクトに集約されています。水やアルコールにも強い素材なので、長く使えます。
白衣のポケットに入るので、咄嗟のときに便利!!
新人看護師はもちろん、ベテランになっても、「あれ?なんだっけ」と思うこともあるはず。
新人さんじゃなくっても、スケールって忘れがち。
必要なところをピックアップしてポケットにしのばせておくと便利!!
数値やデータが満載。
➄ー2 『お役立ち続・看護カード』
おススメの理由
こちらも看護全般の情報がコンパクトに集約。
『お役立ち看護カード』の姉妹本です。
ポットサイズのアセスメントが満載。
まとめ
インターネットでもある程度知識は得られますが、やっぱり本で学ぶのがおススメです。
なぜなら、間違った知識が流れていることも多いからです。
教育がイマイチなところは、このような教材を活用が必要になってきます。
そうはいっても、現場でも実際に先輩看護師から看護技術をきちんと見せてもらったり、一緒に行わないと不安ですよね?
もし、教育システムがイマイチであれば、教育が整っている病院に転職も検討しましょう。
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