看護師が転職後すぐに辞めるのはあり?辞めたいと思った時にとるべき行動

看護師が転職後すぐ辞める

せっかく転職したのになんか違った。もう辞めたいけど周りに迷惑かけますよね。

かんの

私は入職後すぐに退職した経験があるよ。
でも、嫌な気持ちで続けても全力で働けなくなるから後悔してないよ。

ようやく条件に合った働き方や理想的な職場が見つかったと思っても、実際入ってみたら違った・・ということはよく起こることです。

しかし、入職後すぐに辞めたい思っても、

「こんなに早く退職してしまってもいいのか」

「退職した場合、次の就職活動で不利にならないだろうか」

などと悩んでしまうこともあるかもしれません。

今回の記事は、こんな悩みを持つ人向けの記事です。

まずは、私が早期退職してしまった経験を少しお話ししたいと思います。

看護のお仕事
目次

私が早期退職、契約更新をしなかった理由

正社員を退職した理由

病院に勤めた後興味のあった訪問看護ステーションに転職。

求人を探す時は、私が得に大事にしていたのは以下の3つでした。

  • 高給与
  • 福利厚生がよい
  • 人間関係がよい

条件の合致する求人を見つけて働き始めました。

しかし、勤務条件や給料・福利厚生は申し分ないものの、実際に働いてみるとその他のことが気になってきました。

それは以下のようなことでした。

  • スタッフが閉鎖的で息苦しい
  • 車での移動時間が少ないと焦ってしまう
  • 人の家に上がることことが意外にストレス

少ない人間関係の中でも気軽に話せる人もおらず、次第にストレスは増幅していき、ついに1ヶ月で退職を申し出ることに。

派遣の契約更新をしなかった理由

急性期の病院に3ヶ月更新で行ったことがあります。

派遣会社から個性強めな人が働いていることを聞いており、インターネット上の口コミもあまりよくなかったのですが、自宅から徒歩10分程度で通勤できることが自分にとってはかなり魅力的でした。

どこにでも合わない人はいるため、多少のことは我慢して働くことを覚悟していきました。

しかし、入職後すぐに後悔することに。

  • 休憩がとれないことがある
  • 陰口が多い
  • 物品が不足している

このような状態からか職員が数日~数カ月単位で退職しており、圧倒的にマンパワー不足でした。

なんとか契約の3ヶ月は我慢に我慢を重ねて全うしましたが、早めに退職してもよかったのではないかと未だに思うことがあります・・。

看護師が転職後すぐに辞めたいと思う理由とは

看護師が転職してすぐに辞めたいと思うのは、なにかしら大きな原因があります。

その理由の主な原因をみていきます。

理由➀ 勤務条件が違う

  • 休日が少ない、有休が取れない、夜勤明けの翌日が勤務など勤務条件が違う
  • 仕事を教えてくれる人がいない、マニュアルがない
  • 介護士や看護助手がする業務の一部も看護師がしないといけなかった
  • すぐに夜勤やリーダーをやらされたが聞いてない
  • 休日に自分の時間で委員会や勉強会に出ないといけなかったが聞いてない

理由➁ 給与や待遇が違う

  • 給与が想定より低かった
  • サービス残業が多い
  • 各種手当が付かなかった
  • 昇給があると聞いていたが、厳しい条件があった
  • 完全週休2日制と聞いていたのにそうではなかった
  • 通勤手当は全額支給と聞いていたのに上限があった

理由➂ 人間関係が上手くいかない

  • パワハラが常態化している
  • 仕事を教えてくれる人がいない
  • 相談できる相手がいない
  • 年齢層に偏りがあり、
  • 無視や陰口を言われる
  • ミスの責任を押し付けらる

看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったとき、どうすればいい?

入職してみないとわかないことは多いです。

気持ち的には辞めたいと思っても、

他の職場も似たようなものなのでは?

もう少し様子を見るべきなのかもしれない・・

と迷うこともあると思います。

しかし、以下のような状態であれば退職を視野に入れるべきです。

すぐに退職した方が良いケース様子をみてもよいケースにわけて説明します。

すぐに退職した方がいいケース

次のような場合は無理せずに退職を検討した方がいいでしょう。

  • 明らかなブラック病院(施設)だった場合
  • 陰湿ないじめや無視されることがある場合
  • 上司に相談しても改善される気配がない場合
  • 数日~数週間程度で退職者がいる

求人票と明らかに違ったり、相談しても改善されない場合はその後も改善される可能性は極めて低いと言えます。

当初の話と違うという場合やブラック企業的な要素が強い場合は、今後も状況が改善される可能性は低いと思われます。

ズルズルと続けていてもいいことはないでしょう。

むしろ、心身共に疲労していき退職のタイミングもどんどん逃してしまいますので、退職することを言い出し難くなります。

その他にも以下のような後悔が出てくる可能性もあります。

すぐに退職しなかった場合に起こるかもしれない後悔

後悔➀ 心身共に疲労していく

せっかく入職したし、短期間で辞めては迷惑を掛けると思い我慢し続けると、心身共に疲労し、うつ病になってしまう可能性もあります。

退職を申し出た途端、上司や同僚に冷ややかな目を向けられたり、退職までの間に陰口や無視をされる恐れもあるかもしれません。

しかし、退職してしまえばその後会うことはないのですから、周りのことを考えすぎる必要はありません。

自分はどうしたいのか?という自分軸で考えていくことが重要です。

後悔➁ 人気病院や公的病院に転職をしたい場合に不利になるケースもある

次の転職で人気病院や公的病院の場合、短期間のうちに転職していると不利になってしまうケースがあるようです。

そのため、試用期間中に退職することをおススメします。

健康保険証が発行されてから退職してしまうと、短期間で前職を退職していたことが働いてたことが記録として残ってしまうので、履歴書にも残す必要があります。

後悔➂ 人生の時間を無駄にする

人生は長いようで短いです。

その職場しか得られないことがあれば我慢することも1つですが、そうではない場合、人生の貴重な時間を大事にするためにも行動に移しましょう。

しばらく様子を見てもよいケース

確かに、どこの職場に行っても不満が0というのは難しいです。

その不満が許容範囲であるのであれば、続けてみてもよいでしょう。

例えば、以下のような状況であれば経過をみてもよいでしょう。

  • 上司が話を聞いてくれ、改善に動いてくれる可能性がある
  • 配属の科やチームを変更してもらうことで、状況が改善できそう
  • その病院ではないとできないことがある

退職する場合、どうすればいいのか

直接応募した場合

直属の指導者がいれば、指導者に相談しましょう。

いきなり師長や看護部長に相談してトラブルになったという話も度々聞きます。

もちろん関係性によっては相談が難しい場合もあるので、誰に伝えるかはよく考えてからすることをおススメします。

転職サイトを利用した場合

転職サイトを通じて転職した場合は、まず担当者に相談を。

勤務条件や給与・福利厚生条件を提示されているはずなので、現状と異なるようであれば調査もしてくれるはずです。

派遣看護師の場合、雇用主は転職サイト(派遣会社)なので、更新しない旨は転職サイトがしてくれます。

看護師の転職の失敗の確率を少なくする方法

冒頭で、実際に入職してみないとわからないこともあると言いましたが、その確率を少なくすることはできます。

それはやはり、情報収集につきます。

そうは言っても、知り合いが働いているなどの身近な人の情報がない場合、情報を得ることは難しいです。

その場合、情報を得る方法は以下の方法です。

方法➀ 看護師の口コミサイトを利用する

口コミサイトに書かれている内容はかなり信ぴょう性が高いです。

人間関係については異動もあるため状況は少しずつ変化していますが、数カ月の間に大きく変わっていることは少ないように思います。

私もよく利用していますが、口コミ通りだったなと感じたことが多いです。

方法➁ 看護師の転職サイトを利用する

前任者からの情報を得ているはずなので、内部事情に詳しいです。

しかし、転職サイトによっては不利な情報を教えてくれないこともある可能性も考慮して、1つに絞らず、複数の転職サイトから情報を得ることも手です。

意外にも、求人票にしっかり書いてあったのに、理解していなかったということもあるようです。

求人票はしっかり見ておくことをおススメします!

まとめ

看護師は、転職回数が多くても次の就職先が見つかりやすい職業です。

しかし、公に記載がされていなくても、人気病院や公的病院は転職回数が多い人材を避けることもあるようです。

就職において、

「こんなはずじゃなかった」

とならないために、入職前に職場の情報を得ておくことが希望の不一致を回避することに繋がるでしょう。

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